学会参加報告「第19回日本病態栄養学会年次学術集会」

2016.02.01

第19回日本病態栄養学会年次学術集会ワークショップ2「チーム医療の現状と課題」で発言しました。

 

DSCN1412_小林檀上DSCN1394_小林登壇

 

-学会参加報告-

 

2016年1月9日10日にパシフィコ横浜で開催された第19回病態栄養学会年次学術集会のワークショップで、「多職種で構成する『シーム医療推進協議会』の立場から」というテーマで発言する機会を得た。

当日は、守谷達美先生(北里大学健康管理センター)と石川祐一先生((株)日立製作所日立総合病院栄養科)の座長で進行された。ワークショップ2は、「チームで行うCKD検査教育入院の現状と課題:八田告先生(近江八幡市立総合医療センター腎臓センター)」と「チームですすめる運動療法の実践支援-課題と対策-:片田圭一先生(石川県リハビリテーションセンター支援課)」、当協議会からの発言の3演題で構成され、それぞれの立場から現状と課題を提起したのち、フロアを含めてのディスカッションへと進んだ。

ディスカッションの内容は、チームでかかわることの治療効果の成績の向上、例えば検査成績が良好となる、入院期間が短くなるなどの報告から、どのようなチーム構成やどのようにすればチームが円滑に活動できるのかなど活発なディスカッションが行われた。当協議会からは、平成22年4月30日の医政局長通知を引用して「連携」の重要性を発言するとともに、いわゆる「エビデンス」の構築については「疾患別」「病時期別」に加えて「職種ごと」といった複雑な区分の現状を整理することを提案した。また、現場での職種間の連携(Interprofessional work:IPW)を進めるための資質向上と連携教育の必要性、さらには養成教育で徐々に行われている多職種間の連携教育(Interprofessional Educatiin:IPE)から継続的に教育を行う重要性を提案した。

ディスカッションの内容が多岐にわたり、時間も少ない中で、座長の先生方の適切な話題提供と進行により、次のワークショップ3「チーム医療を進化させる~チーム医療の効果の検証~」につなげることができた。最後に、「お互いの職種を知ること、理解すること」と当協議会からの提案で締めくくっていただいた座長の守谷先生、石川先生に御礼を申し上げるとともに、このような素晴らしい学会での発言の機会を与えていただきました本田佳子学会長に感謝申し上げます。

理事 小林毅

 

当日の発表資料はこちらから確認いただけます(PDF)

19th日本病態栄養学会_当日発表資料