視能訓練士

視能訓練士は、昭和46年に制定された「視能訓練士法」という法律に基づく国家資格をもった医療技術者です。厚生労働省による平成24年12月末日現在の有資格者数は10,679名で男女比は男性13.6%、女性86.4%と女性の割合が多い職種です。

視能訓練士が行う業務は、
①視力検査、眼圧検査や視野検査等の各種視能検査を行う眼科一般検査分野
②三歳児や中高年者の視機能スクリーニングを行う集団検診・健診分野
③斜視や弱視に対して視能矯正訓練を行う眼科専門分野
④低視力者に対するルーペなど弱視レンズ等の補助具を用いたリハビリ指導分野
の4分野に大きく分けることができます。

具体的に、①には、視力、屈折、眼圧、視野、色覚、調節、光覚、眼位、眼球運動、涙液などの生体検査、電気生理学的検査、超音波検査および眼底三次元画像解析や前眼部・眼底写真撮影検査等の画像検査があり、これらの検査結果が適切な診断と治療に繋がります。

②のスクリーニングで行う検査項目もここに含まれます。

一方、③では、眼科で行う視覚発達途上の小児を対象とした機能回復訓練の他に、頭蓋内疾患や腫瘍等が原因で発生した複視に対する機能回復訓練およびプリズム眼鏡処方検査があり、

④でも、眼科疾患のみならず糖尿病等の全身疾患が原因で低視力となった場合にも対応し、内科や脳外科をはじめとする各科とのチーム医療を実践しています。

〈活動している場所〉
眼科診療所、私立病院、公立医療機関、公立に準ずる病院、私立大学病院

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