義肢装具士

『義肢』とは、事故や病気によって失われた手や足に装着し、機能を補ったり外観を整えたりするための人工の手・足(義手・義足)をいいます。
また、『装具』は、手や足、または体幹の機能に障害のある方が装着して、失われた機能を回復させたり、あるいは補ったりするための器具器械です。

義肢装具士は、医師の処方に従ってこれら義肢・装具を製作し、また、使用者の体へ合わせる(適合)することを業務とする専門職です。2013年7月現在、約4000名の有資格者(国家資格)がいます。

一人一人に良く合った義肢や装具を提供するために、義肢装具士はまず使用者の身体の機能を評価し、また、生活環境や様式などを聞き取り、これらの条件に合った材料やパーツの選択を行います。

次に、使用者の体のうち義肢・装具と接触する部分の型を石膏包帯などで得て(採型)、この型を基に材料やパーツの加工を行って義肢・装具を組み立てます。義肢や装具の「適合」とは、ただ単に使用者の体の形に合っているということだけでなく、目的とする機能を発揮し、さらに個々別の生活環境にも合っていなければなりません。

義肢装具士の役割は、医療チームの一員として、義肢装具を通じて疾患の治療にかかわり、また、対象者の日常生活動作や生活の質の向上に貢献します。

〈活動している場所〉
義肢装具士の多くは義肢装具製作企業に所属しながら、医療機関の中では特に整形外科、リハビリテーション科、形成外科等へ派遣され、そこで義肢や装具の採型や適合を行っています。

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